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こんにちは!
大阪西区の本町という街で親子でオーダースーツ店を営んでいます、オーダースーツM&M(スーツエムエム)です。

この記事は『親子』の『子』の方、セナが書いています。

今日もどうぞ宜しくお付き合いください😄

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突然ですが、

「いいスーツっていったい何?」
「スーツの値段ってピンキリだけど、何が違うの?」

と思ったことありませんか?

いいスーツの絶対条件はもちろんサイズ。
これは生地のクオリティ・縫製・販売店のブランド力に関わらず、着る人にとっての「いいスーツ」の絶対条件になります。
どんなにいい生地を使っていても人から貰ったサイズの合わないものは「いいスーツ」には成り得ません。

ただ、「サイズ」という点をクリアした後に注目したいのがこちらの記事で取り上げる、スーツのあちこちに隠された職人の細やかな気遣い。

クオリティという意味の「いいスーツ」には、それに関わる人の時間と手がたっぷりかかっています。


幼いころよりオーダースーツ専門店を営む父の背中をずっと見て育った私ですが、それでも、奥の深いスーツの世界に、目から鱗がぽろぽろこぼれる毎日です。

そんな中で
『えっ!!こんなところにも!?』
と、着る方の便利を最優先に考えて施された職人の隠れた気遣いにも鱗がこぼれ、今まで以上にスーツを着るのが楽しくなった私(‘ω’)

ブログの読者様(私のブログを呼んで下さるありがたい読者様ならスーツ好きのはず!笑)も、これを知ると、スーツを着るのがもっと楽しくなるはず😄!?

フラワーホールが少ししか開いていないのはなぜ??

『いいスーツに隠された、職人の細かすぎる気遣い』

このテーマの第一稿目は、フラワーホールについてです。

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フラワーホールとは、衿穴とも呼ばれる、ジャケットの左衿にあるボタン穴のような部分です。
名前の通り[ 花を挿して使う]と言われている穴で、現代では多くの場合、社章等ピンバッチを挿す用途に多く使われています。


そして!
ボタン穴のように見えても、穴自体はほんの小さくしか開けないのです。

なぜか。

それは先ほどお伝えした『ピンバッチを挿す』という用途の為。

そうなんです!

ここが一つ目の職人の気遣いです。

時々『穴がちゃんと開いてないよ』とご指摘頂きますが、ピンバッチを挿した時にガサガサ動かない様、わざと穴を小さくしています。

理由があってのスモールホールなんですね(‘ω’)

フラワーホールを使ってのおしゃれ~アクセントカラー

ちなみに、フラワーホール・前のボタン穴・袖のボタン穴の色を選ぶ、なんていうオーダーもあります。
こちらの男性は、衿穴にビビッドなピンク糸でアクセントを入れています。

オーダースーツM&Mではフラワーホールと袖のボタン穴のアクセントカラーを無料でご指定いただけます。

これだけで、ぐんっとスーツ姿のおしゃれ度が増すので、一度お試しあれ😄


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終わりに

。。。ということで、『いいスーツに隠された、職人の細かすぎる気遣い』第一稿はフラワーホールについて、でした。
次回は注目を浴びることが少ない、スーツの〇〇の部分についてです😆
お楽しみに!


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